Wonderful Life with a Boy

41歳で初産。がっつりめに働きながら男の子を育てる毎日の気づき。

陣痛タクシー

陣痛が来るのがいつ何時か、どんな場所か、誰といるときかは予測できない。

臨月に入ってからは、ほとんど自宅とその周辺で過ごしていたが、

産気づいたとき、さすがに電車で移動はできないし、

うちは自家用車がないので、タクシーを使うことになる。

 

陣痛に苦しみながらタクシーを捕まえるなんてしたくないし、

出産直前の妊婦を乗せたくないタクシーも多いだろうし、

乗車中に破水したり出血したりして、車を汚すことになるのも困ってしまう。

 

そんなときに「陣痛タクシー」。

妊娠中は乗ることも多いタクシーの後部座席の広告で、

そういうものがあるのだと知った。

www.nihon-kotsu.co.jp

 

出産予定日と自宅と産院を事前に登録しておき、

いざ陣痛が来たら、専用電話番号でタクシーを呼ぶ。

すると、登録した住所まで迎えに来てくれて、

仮に車の中を汚してしまっても責任は問われない。

 

果たして、私はこの陣痛タクシーにお世話になった。

深夜でもすぐに来てくれて、しかも病院に到着直前、

タクシーの中で破水してしまったという。

お腹が痛くて「うーっ」と悶えながら、

早く早く、でも安全運転で、と祈る気持ちに応えてくれる絶妙の運転だった。

 

運転手さん、ありがとう!

車汚してごめんなさい。

あのときは、そんなこと言う余裕もなかったけど、とても感謝してます。