妊娠中期の1泊旅行
安定期に入った後のゴールデンウィーク、修善寺に旅行に出かけた。
どこか旅行に行きたいけれど、
長時間移動はきつそうだし、何かあっても嫌なので1泊で行ける範囲ということで
修善寺に行くことに。
ここは海外に行くという選択もあるんだろうし、そうする人も時々聞くけれど、
GWに海外というのは非経済的だし、
産休前にまとまった休暇をとるのも気が引けて、
なんとなく思い切りがつかず、コンパクトな旅行に落ち着いた。
おいしいものが食べたいけど、洋食がいいなあということで
夫の提案でオーベルジュフェリスという小さなオーベルジュに決定。
以前、恵比寿にあったスペイン料理レストランのオーナーシェフが
店ごと修善寺に移転して開いたそうで、
かつてスペインにあった超有名店「エル・ブジ」を彷彿とさせる
なんと13皿にのぼる(!)前衛的なフルコースディナーを提供する。
踊り子号で品川駅から修善寺駅まで直通約2時間。
チェックイン前に、そばと修善寺参拝、橋のたもとの足湯と竹林の道と
定番の観光を済まし、タクシーでオーベルジュまで向かう。
車でしか行けない場所ということもあり、*1
外観は洗練された一軒家で、宿泊できるのは5部屋のみ。
私たちは内風呂で温泉が楽しめるデラックスルームにした。*3
インテリアも洗練していて居心地がいい。
オーベルジュの外にも中にもアトラクションは何もないが
好きなDVDを借りて見ることができる。
滞在中に2本観た。
静かで落ち着くお部屋。
レストランの壁は全面ガラス張りで
修善寺の街から海にかけてを一望できる。
お楽しみのお料理は、一皿一皿凝っていて、どれも新鮮な感覚。
自家菜園で作ったという野菜を豊富に使ってあり、味もおいしい。
でも13皿は多すぎるかも。
食事がメインの宿泊とはいえ所要3時間以上はかなり長いし、
第一、お腹がいっぱいになりすぎた。
ハモンセラーノ 生ハムとメロン2016。
菜園のフラワーアレンジメント風。
翌日のブランチの方が、トータルの満足度は高かったかもしれない。
サラダとタパスとパエリアに小さなデザート。
特にサラダが新鮮で、冷たいジュレとあえていただくのがおいしかった。
もちろんパエリアも。
ブランチの朝摘みサラダ。
パエリア。
スタッフの対応は丁寧で、つかず離れずちょうどよく、
私のお腹を見て何ヶ月ですかと話しかけてくれたりと、親しみやすかった。
周囲には何にもない静かな環境で、
ゆったりとした時間が流れていて、とてもリラックスできる滞在だった。
ゆるやかな時間が過ごせる。
デラックスルーム1泊・2食付き、1人36,750円(税・サービス料込)。
オンシーズン、土曜・祝前日は1人3,000円追加。
子どもが小さいうちは難しそうだけれど、
またいつか訪れてみたい。