Wonderful Life with a Boy

41歳で初産。がっつりめに働きながら男の子を育てる毎日の気づき。

性別判定

安定期に入り、順調な妊娠生活が続いていると、

次に気になるのは胎児の性別。

どっちがいいとかはなかったけれど、どっちなのかはやっぱり気になる。

  

通常、妊娠16~17週で分かるようになると言われているが

うちの場合はなかなか分からなかった。

なかなか分からないときは女の子だとも聞くが、

「女の子ではなさそう」と言われ、じゃあ、男の子ってこと?と思うのだが、

男の子だという確証もないと。

 

あるいは、妊婦のお腹が前に突き出していると男の子、

横に広がっていると女の子、という説もあるが、

私のお腹は明らかに前に突き出ていた。

  

いろんな説がある中で、どっちなのどっちなのと思いつつ、

私の中では、根拠もなく女の子なんじゃないかという気がしていた。

ほんとに根拠はなくて、ただなんとなくそんな風に思ったというか、

もし男の子だったときのイメージが全然浮かばなかったというか。

 

自分の体から、異性が生まれてくるという感覚の不思議さ。

思春期の男の子なんて何を考えているか分からないし、

どう接していいか戸惑うな、なんてことを思ったり。

 

その点、女の子なら何歳頃でどんなことを考えたとか、

どんなことを感じて何をしたかったか、とか、

そういう想像がつく気がして、

だったらああしてあげよう、こうしてあげようとイメージが膨らむ。

まあ、そんなイメージさえ、親のエゴかもしれないけど。

 

というわけで、なんとなく女の子なんじゃないかと妄想して日々を重ね、

結局、性別が分かったのは妊娠23週の健診時だった。

 

結果は男の子。見事に想像は裏切られた。

 

エコーには、股をV字に大きく広げた胎児のお尻が映し出され、

股の間には、彼がまぎれもなく男の子だと証明する、かわいらしいシンボルが。

 

そのエコーの写真を人に見せると、

多くの人はどう見ていいかもわからないのだが、

男の子を持つ母親に見せると、みんな「ほんとだー」と笑ってくれる。

 

それはとても愛おしい写真で、生まれた後の息子を見ても、

確かにこの子のお尻だわ、とほほえましく感じる。