Wonderful Life with a Boy

41歳で初産。がっつりめに働きながら男の子を育てる毎日の気づき。

妊娠中の食事

妊娠中に何を食べるべきでないかという話は、そこらじゅうにあふれている。

 

もちろんアルコールはダメ、カフェインもダメ、

生肉、生魚、生卵はダメ、

ナチュラルチーズや生ハム、スモークサーモンもダメ、

水銀を含むので大きな魚(マグロとかカジキとか)はダメ、

子宮収縮作用があるハーブ類はダメ、

ビタミンAの多いレバー、うなぎはダメ、

妊娠糖尿病になりやすいからジャンクフードもお菓子もダメ、

ひじき、しょうが、みかん、海藻・・・

 

気にし始めると食べられないものだらけ。

なので、私は自分なりにルールを決めた。

 

私が妊娠中、意志をもって一切口にしなかったのは、

・アルコール

・生ガキ(過熱したものも食べなかった)

・生肉(ユッケとか)

 

1日に1杯までに留めたのが

・コーヒーまたは紅茶

 

正産期まで食べなかったものは

・うなぎ

 

他はなんでも食べた。

刺身も、チーズも生ハムも食べた。

もともとジャンクフードや清涼飲料水はほとんど口にしないけど、

甘いものはむしろ食べた気がする。

 

アルコールは言うに及ばず。

ちなみに、ロンドンに住む友人に言わせると、

イギリスでは妊娠中はグラスワイン2杯までという指導がされるそうで

いや、2杯ならいいのかとびっくりしたが、

これはお酒業界の圧力が働いているとかいないとか。

しかし、妊娠中、親の世代から

少しくらいいいんじゃないのとお酒を薦められることが度々あって

ちょっと昔はそういう習慣だったのだろうかと不思議に思った。

あるいは、新潟では日本酒を少しなら問題ないと言われているとかいう話を耳にした。

どう考えても、アルコールなんて少量でもまずいんじゃないかと思うのだが、

文化とか歴史の影響は少なからずあるようだ。

 

生ガキを食べなかったのは、以前に外食であたったことがあるから。

生ガキは鮮度に関わらず一定の確率であたると聞いたので、

そのリスクは負えないと判断した。

 

生肉は外食以外で食べることはまずないと思うが、

世間で食中毒の事件が度々起きてきたことを考えると

妊娠中、あえて食べようとは思わない。

 

カフェインは、ほぼすべての情報源で採る量が問題と書かれていて、

1日数杯なら支障ないという。

私にとっては、コーヒーを飲むことはほぼ習慣化されたことなので

これが飲めないことはアルコールよりストレスがある。

もちろん、カフェインレスコーヒーが選べるときは、それを選んだ。

 

お産を促すと言われているうなぎは、

実際にはそんなに問題ないだろうと思ったけれど、

ちょっとしたゲン担ぎの意味で、もう生まれてもいいよ、となったら

食べようと決めていた。

昔の人は、臨月にはうなぎを食べたと聞いたので。

 

で、実際、うなぎを食べた日の夜、予定日より10日早く陣痛が来て

息子は生まれた。

昔の人の言うことはあなどれない。