Wonderful Life with a Boy

41歳で初産。がっつりめに働きながら男の子を育てる毎日の気づき。

子どもを持つということと働くこと

子どもを生んでも働く。ということに対して迷いが生じたことは一度もない。

物心ついたときから、実際に子どもを生んで働いている今日この日まで、

子どもを持つことも、仕事をすることも、

私の人生にとってあまりに当たり前のことであって

その両立はできるかどうかと考える以前に

ないことが想像できないというくらいのファクターだ。

 

といっても、子どもを持つというのは

望んだからといって、努力したからといって

必ず得られることではない。

 

自身とパートナーの体の問題もあるし、

妊娠や出産が可能な時期までに、

私との子どもを持ち、一緒に育てていくということに同意してくれる

パートナーを得られるのか、という問題がある。

 

私の場合は、後者の問題が大きく、

いずれ、あるいはできるだけ早く子どもがほしいと思いながらも、

長年、パートナーがいない、結婚していないという問題が立ちはだかっていた。

今の世の中、結婚せずに、場合によっては精子の提供を受けて

シングルマザーになるという選択肢もないわけではないだろうが、

その道を積極的に選ぶ気持ちはなかった。

できるなら、信頼できるパートナーとともに、

子どもを育てるという人生を得たかった。

もちろん、結婚できるなら相手は誰でもよい、という考えもない。

 

結婚や出産が遅いと、キャリアや自由を優先したというように思われたりするのだが、

自分ではそんなつもりは全然なくて、

ただただ良いパートナーに巡り合えなかったというだけのことだと考えている。

なんなら、良いパートナーに早く出会うために私なりの努力をしていたつもりだ。

その努力のやり方が正しかったかどうかは別にして。

(おそらくある時期まで正しくなかった。結果、婚期が遅れた)

 

ともあれ、時期は思った以上に遅れたものの、

子どもを持つという人生の重要なファクターを得ることが叶ったわけで、

これは私が望む人生である、望んだ選択であるという気持ちが強い。

そして、その上で仕事を続けるという道も、私自身の選択。

それが自分で選んだものである以上、

子育てにおいても、仕事においても、

どんな困難も、どんなトラブルも、どんな想定外も、

あらゆることを受け入れ、肯定できる。そう思う。